仮想通貨

行動経済学・ゲーム理論に学ぶ仮想通貨市場

投稿日:2018年2月11日 更新日:

みなさんこんにちは、御厨怜です。

みなさんは気絶(ガチホ)タイプですか?
それとも、トレードタイプでしょうか??

ちなみにわたしはこの半年、仮想通貨との向き合い方は基本的には気絶タイプでした_(┐「ε:)_

たまに、それこそ月に数回だけはチャートを見て銘柄間飛行をしていましたが(時には奈落の底へ墜落した事も…いえ、忘れましょう笑)情報難民だったので気絶するしか道がなかったというわけです。

ただ、これまでの相場なら、それで良かったと思います。いや、寧ろ下手にトレードするよりもいわゆる「ガチホ」が賢明だったと思います(*’ω’*)

 

しかし、これからはそうはいかないでしょう。

 

実際、多くのインフルエンサーをはじめとしたユーザーが「これからはガチホでは食い物にされる」とおっしゃっていて、明らかに風向きが変わったと思っています。

この風向きの変化を受けて、みなさんは何を思いましたか??

わたしはこう思いました。

 

“食い物にされるうううう!!!
ガタガタ((((;;OдO;lll))))ガタガタ”

 

わたしはテクニカル分析もあまり詳しくありませんし、トレードを決め込むと多少の値動きで一喜一憂してしまうタイプです。
こうして、いま読んでくださっている方の中にもそうしたタイプの人、いらっしゃいませんか??

 

今回の記事ではこのような
・チャート分析に自信がない!!
・心が弱くてすぐワタワタしてしまう!

 

という方がこの相場で生き抜く為のプチノウハウを「行動経済学」の見地から考えていきます!!

(これはあくまで一つの考え方であり、必勝法ではありません。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます)

 

 

“行動経済学”とは???

去年の10/9に発表されたノーベル経済学賞はリチャード・セイラー教授が受賞された事をみなさん覚えてらっしゃいますか?

このリチャード教授が研究されているのがこの”行動経済学“という学問です。

行動経済学を簡単に説明しますと…

 

人は感情的な生き物なので、必ずしも合理的な判断をするとは言えず、非合理的な判断を下すことがある

 

といったパラダイムのもと、展開される心理学に視座を据えた経済学の事です。

また、よく聞きませんか?

チャートは人なり」という格言を。

チャートは投資家たちの心理を反映したものなので、心理学の応用は合理的であると言えるでしょう╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

せっかくなので例をいくつか挙げて、実践的に理解していきましょう₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾

【ヒューリスティックバイアス】

では1問目٩( ‘ω’ )و
みなさんがルーレットを5回回し、遊んでいるとします。
その時、どの目が出るかを予想するとしましょう。
次の三種類の中ならどれが一番可能性として高いと思いましたか?直感で決めてみてください

 

①黒黒黒黒黒
②黒赤赤
赤赤赤赤赤

 

答えはどれも同じです笑笑

きっと、誰しもが少し考えればこの結論に辿り着くと思います。
なぜなら、一回回すに当たっての確率は赤も黒もどちらも等しく50%ですからね
「赤が続いたから次は黒」などという理屈は起こり得ません。

しかし、直感で選ぶとなると②を選びたくなりませんか??

 

これが行動心理学の言うところの

”非合理的判断”であり、「赤が続けば次は黒」という経験則的な思い込みによる偏見を”ヒューリスティックバイアス“と言います。

 

今回はルーレットの確率という簡単なものだったので、わたしを始め多くの方々がこの”ヒューリスティックバイアス“の存在を認知できたと思います。
しかし、実際の取引のような状況だとなかなか気づきにくいのがこのヒューリスティックバイアスなのです。

【プロスペクト理論】

では2問目٩( ‘ω’ )وせっかくなので仮想通貨で例えましょう!!
あなたはどちらを選びますか?

 

[A]
1.無条件に1BTCが手に入る
2.コイントスで表なら2BTCが手に入るが裏なら何も無し。

[B]あなたは既に2BTCの借金を抱えている
1.無条件で1BTC与えられ、結果的に借金が半額相殺される
2.コイントスで表なら2BTCが手に入り借金は全相殺、裏なら何も無し。

 

[A]の場合は1を取り[B]の場合は2を取った方、挙手!!!!(=゚ω゚)ノ
わたしもそうです←
同じ1BTCなのに、選択が異なるなんて不思議ではありませんか?

 

これらの事から人々の心理パターンは以下のように読み取れます。

 

人は利益につながる判断の場合はリスクを嫌い、対して損益につながる判断の場合はリスクを受け入れやすくなる

 

これを言い換えれば

“損失の悲しみは利益の喜びより強大である。”

と言えるでしょう。
この理論をプロスペクト理論と言います。

(まるでわたしの持論かのように偉そうに話していますが、これはダニエル・カーネマン氏とエイモス・トベルスキー氏による学説で、カーネマン氏はノーベル経済学賞を受賞しています笑)

行動経済学を使ってみよう!

さて、上記の章でほんの少しですが行動経済学について理解できたと思うので実際に応用してみましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

【ヒューリスティックバイアスの場合】

ヒューリスティック、つまり経験則由来の思い込みによる心の動きに注目します。
わたしたちが仮想通貨の取引において陥りがちな思い込みを挙げてみると
・インフルエンサーが推している
・最近イベントがあった
・知名度が高い

XRPのように、人気のある理由が明確に存在する通貨(わたしの過去記事をご覧ください!笑)の場合は問題ありません。

しかし、数ある仮想通貨の中には明確な根拠がなく、

「◯◯さんが買っている」
「最近上場した」

などの理由だけで暴騰を見せる通貨が多くあります。
確かに、そうした仮想通貨が欲しくなる気持ちはわたしにもあります。
しかし、あくまでこの暴騰は仮想通貨の本質によるものではなく、「ヒューリスティックバイアス」による買いによるものなので、暴落のリスクを伴います。
ショートで取引をされる方ならそれでも構わないのですが、中長期保有を考えておられる方からすると、こうした銘柄は大変なリスクを伴うとわたしは考えています( ・᷄д・᷅ )

(あまり大きな声では言いませんが、わたしもこれで少々火傷をしています・・・笑)

【プロスペクト理論の場合】

先ほどの「ヒューリスティックバイアス」は通貨を買う時の例として挙げましたが、今度の「プロスペクト理論」は買った後の事例を挙げて考えていきましょう。

先ほどわたしは
・利益に対してはリスクを避ける
・損益に対してはリスクを負う
と申し上げましたԅ( ˘ω˘ԅ)

これを実際の取引に照らし合わせたら
・値上がり時は暴落を恐れ早期利食い
・値下がり時は挽回を期待しガチホ

これが行動経済学ひいては心理学における大衆の行動パターンです。

実際、わたしはこの大衆的なプロスペクト理論をまさに体現した行動を取ってしまい、含み益が全盛期は40万円程になったにも関わらず、ガチホし続けた結果10万ほどになってしまったこともあります笑笑

そして、この世界にはこのような格言があります✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。

 

人の行く裏に道あり花の山

 

「人と違う選択の先に明るい未来がある」ということですね((´∀`*))
御存知の通り、株や仮想通貨取引の世界では一部の方のみが大成功をおさめます。

つまり、これらの大衆的な心理を理解し、行動することは成功への近道かもしれません。

「大勢の右に倣え」ではそちらの次元にはいけないということも、理解に難くない話ではあります╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

付録-囚人のジレンマ-

今回はまとめに代えて「付録」の欄を設けさせていただきました((´∀`*))
今回の記事を受けて、わたしがふと考えてみたを書こうと思います。
よろしければお付き合いくださいませ| |д・) ソォーッ…
今回取り扱った行動経済学に類するものとして「ゲーム理論」というものがあります。
ゲーム理論を簡単に解説させていただきますと

利害対立をもつ相手がいる時、競争相手の行動を予測して、自分の最適解を求める理論

の事を言います╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

ゲーム理論には「囚人のジレンマ」という大変有名な思考実験があり、わたしはこの事例は仮想通貨の取引にも当てはまると考えています。
「囚人のジレンマ」とは以下のようなものです。

・囚人Aと囚人Bがいる。

・彼らに警察機関は司法取引を個別に持ちかけた。その内容は以下である。

 

①1人が自白し、他方が自白しない場合は自白した方は無罪・自白しない方は懲役10年
②2人共自白しない場合は懲役2年
③2人共自白した場合は懲役5年

 

つまり、この場合は

双方が自身にとって最良の結果(無罪)を求めて自白する判断を下すと、かえって協力した場合(共に自白しない)より悪い結果を招いてしまう”

ということです。

これは仮想通貨にも言えるのではないでしょうか??

上昇トレンド時、多くの人が自身の利益を追求し同時に売り抜けたとしましょう。
すると、同時多発的な売り抜けさえ無ければその仮想通貨は更なる高値を更新し、より大きな利益を享受出来たにも関わらず、売り抜けた事で暴落を引き起こし、その暴落が他の通貨にまで波及し、結果的に損益を被ってしまう。

 

わたしはこうした現象が仮想通貨市場では頻発しているのではないかと考えています( ・᷄д・᷅ )

 

しかし、こうした事は仕方のない事ですし、この囚人のジレンマを脱する為に無条件にガチホをしていたら食い物にされてしまうのもまた事実です。zero-sum gameですからね(´・ω・`;)

 

長くなりましたがいかがでしたでしょうか?
こうした「人の心理」に注目する事はこのような市場においては大変有用だとわたしは思います。
テクニカル分析と併用する事が当然望ましいですが、テクニカル分析は苦手だという方もいらっしゃるでしょう。
そういう方は是非、行き当たりばったりではなく、こうした「心理」に注目してみてはいかがでしょうか??((´∀`*))

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御厨怜Rei Mikuriya

2017年夏、仮想通貨に参入。

趣味は古典芸能鑑賞と紅茶集め。

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